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相模湖駅から神奈中バス「小原」で降り、2分歩くと、江戸時代から続く歴史的な「小原宿本陣」が現れます。この保存状態の良い宿場町は、相模原市における文化遺産の一つであり、歴史愛好家には必見のスポットです。
アクセスしやすい!小原宿本陣の魅力
小原宿本陣は、かつて大名や高官が参勤交代の際に宿泊した場所で、相模原市内で現存する唯一の本陣です。そのアクセスの良さは、現代の訪問者にとっても魅力的です。小原宿本陣の立地は、相模湖駅からのアクセスが容易で、訪れやすい一因となっています。
本陣とは?江戸時代の宿場町の役割
本陣は、江戸時代において、社会的地位が高い人々が宿泊した施設でした。参勤交代の制度により、大名が江戸と国元を行き来する際に利用されたことで知られています。小原宿本陣は、そのような歴史的背景を持つ貴重な遺産であり、訪れることで豊かな歴史を学ぶことができます。
江戸時代の足跡をたどる
訪れた際には、美しい門が目を引きます。この門は元々裏門であったものを、表門として移設したもので、訪れる人々を歴史の旅へと誘います。
最初に目に飛び込むのは駕籠(かご)
また、館内には駕籠(かご)や当時の生活道具が展示されており、江戸時代の生活を垣間見ることができます。
乗る人の家格、職種、場所などによって、駕籠(かご)の種類は違ったらしいですね!
お雛様をみることができました!
ちょうど訪れた時期が2月だったこともあり、お雛様をみることができました!地元の方が手作りしている「吊るし雛」も飾られていました。
綺麗な着物もかけて飾ってありました。p>
上段の間と床の間の秘密
本陣の西側の奥座敷には、特に注目すべき「上段の間」があります。
この部屋は三部屋に区切られ、大名や高官が宿泊した特別な空間です。上段の間には「床の間」があり、有事の際に身を隠すための秘密の空間が備えられていました。また、襖に描かれた鳥の絵は、狩野派の作品と言われ、歴史的な価値があります。
養蚕や当時の生活の歴史が見れる2階の展示
2階では、相模原でかつて盛んであった養蚕業の道具や当時の農機具が展示されています。相模原の歴史とともに、当時の生活様式も学ぶことができる貴重な機会です。
相模原は養蚕がさかんだった
かつての相模原では、かいこのマユを使って生糸を作る「養蚕(ようさん)」がさかんでした。相模原に住む方たちは「蚕を第一に」の生活をしていました。
当時のいろりや台所
当時の台所なども観ることができます。
おかまなど、歴史の教科書で見れるようなものがきれいに飾ってありました!
小原宿本陣は、相模原市の貴重な歴史的遺産として、多くの魅力を提供しています。江戸時代の歴史や文化に興味がある方、または相模原の地域文化に触れたい方にとって、必見のスポットです。ぜひ、アクセスの良さを活かして、小原宿本陣を訪れてみてください。
店舗・場所情報
- 店舗・建物名
- 小原宿本陣
- 住所
- 〒252-0173 神奈川県相模原市緑区小原698−1
- 営業時間
- 午前9時30分から午後4時まで(入館は午後3時30分まで)
- 休館(所・園)日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日等の場合は、直後の平日) 1月1日~4日及び12月29日~31日
- マップ
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